洗い張り(あらいはり)

きものを解いてから端縫いをした後洗濯する方法の総称。仕上げ法は、両端に針のついた竹製の細い串(伸子)で布の両ふちを刺し留めたりする伸子張り、板に張りつける板張り、湯のしの三種類。戦前の日本では、ほとんどの家に伸子や張り板があり、主婦の仕事とされていた。現在は専門店に依頼しているが、この専門店を悉皆屋とよんでいた。

■関連項目