緯糸(よこいと)

織物の経(たて)糸方向に対し、ほぼ直角に織り込まれる糸をいう。経糸のように製織、仕上げ工程中、強く引っ張られることがないので、経糸より撚(よ)りが甘い糸が使われることがある。一般に経糸より打込み数が少なく、粗く織られ、また、経糸より織縮み(織り糸が織られることによって、織上りの見かけの長さが小さくなる)が大きい。

 

■関連項目