強撚糸(きょうねんし)

撚り数が多い撚糸(ねんし)をいう。撚り数が多いほど縮む性質があらわれるので、縮緬、御召、縮み、クレープなど、表面にしぼのある織物の織り糸は強撚糸である。縮緬糸はセリシンが付着している生糸(きいと)を用い、御召糸は生糸を精練した練り糸を用いる。いずれも1メートル当り3000回以上撚りをかけた強撚糸である。

■関連項目