色差し(いろさし)

型染め、友禅、更紗(さらさ)などの小部分に色を小刷毛や筆で加えること。糊置きをした上に加える場合と、仕上げ後で加える場合とがあり、仕上げ後のものを後差し(あとざ)し、手付け紅ということもある。 ■関連項目

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色留袖(いろとめそで)

黒地以外の色地の裾模様のきもの。宮中の第一礼装。黒留袖は既婚者だけが着るが、色留袖は未婚者も着ることができる。紋の数によってきものの格がきまる。 ■関連項目

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色直し(いろなおし)

本来、白無垢(むく)を色物に脱ぎ替えること。江戸時代には婚礼、出産、葬礼のとき、ことに女性は白無垢(逆さ言葉でともいう)を着たが、それがすむと色物に着替えた。これを色直しという。明治になると葬式は白から黒になり、出産の白 … “色直し(いろなおし)”の続きを読む

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色見本(いろみほん)

基本となる色、あるいは染料を操作するための標準となる色相や濃度、色合せの割合などを示す目的をもってつくられた染色の見本帳。色名、染料、操作方法を併記してあるものが多い。誂(あつら)え染めの注文取りの目的につくることもある … “色見本(いろみほん)”の続きを読む

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色目(いろめ)

中世以降に行なわれた衣服の色合せの汎称。これには表地に裏地の色を透かせて見せる合色目(あわせいろめ)、衣を着重ねることによってあらわす襲色目(かさねいろめ)などがあり、四季の草木花樹の名や自然の風物によるよび名がつけられ … “色目(いろめ)”の続きを読む

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インディゴ(いんでぃご)

藍のこと。天然の藍は原料となる植物の葉や茎から採取する青色染料で、還元作用によって可溶性として繊維に染めたのち、空気中で酸化発色する方法で染色する建染(たてぞめ)染料の一種である。現代では合成によって人造藍として大量に生 … “インディゴ(いんでぃご)”の続きを読む

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