五衣(いつつぎぬ)

女房装束の袿(うちき)のうち、五枚重ね袿の衣をいう。重ね袿の枚数は平安時代末期が最も多く、二十枚という記録もあるが、鎌倉以降は五枚に定着した。 ■関連項目

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五つ文(いつつもん)

礼服の男女長着および男物羽織につける五つの家紋のこと、または五つの紋のついた礼服のことである。紋の位置は、衿付けから5.5センチ下がった背縫いの上に一つ(背紋)、後ろ袖の袖山から7.6センチ下がったところの袖幅の中央に左 … “五つ文(いつつもん)”の続きを読む

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糸扱き(いとこき)

和裁技法の一つ。運針やまつりの途中、または終了したあと、糸のつれやたるみをなくすため、指先でしごいて縫い糸を平らにならすこと。 ■関連項目

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糸染め(いとぞめ)

先染め織物の一種として、糸のままで染めてから織る場合をいう。縞、格子、絣(かすり)、各種色模様織りなどすべて糸染めで織られたものである。 ■関連項目

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糸錦(いとにしき)

色糸や金銀箔を使い、紋織り組織によって織られた美術的な織り物。主として丸帯、袋帯、子供の七五三の祝帯に用いられる。 ■関連項目

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糸鬢(いとびん)

男性の髪形の一つ。月代(さかやき)を広くあけ、左右の耳から額に向けて細く作った鬢、または、それを髷に結ったもの。 ■関連項目

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糸目(いとめ)

手描き友禅染の技法で防染糊(他の部分の染料が混ざらないように置く糊のこと)を置いた線が、糸のように細く現れるためにこの名がある。 ■関連項目

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糸目友禅(いとめゆうぜん)

友禅染の一種。糸目糊で防染してから染める友禅のことで、本友禅という。友禅染は多彩な染色なので、色と色とが混じり合わないように、糸目糊で防染して染めるが、この防染糊が糸のように見えるところからこの名がある。化学染料の進歩か … “糸目友禅(いとめゆうぜん)”の続きを読む

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