絹糸(きぬいと)

絹繊維からつくられる糸の総称。製糸によって連続繊維のままでつくられる生糸(きいと)、練り糸、短繊維に切ってからつくる紡績絹糸(絹紡糸)、また真綿から繊維を引きだしてつくる紬(つむぎ)糸がある。また、使途により絹ミシン糸、 … “絹糸(きぬいと)”の続きを読む

京染め(きょうぞめ)

京都で染められた染物の意味。古代より外来の技術が取り入れられ、そのうえ染物に水は欠かせないが、京都を流れる鴨川は水質がよく、染め色が鮮やかで、そのために京染めは上等の染め物を意味する。 ■関連項目

強撚糸(きょうねんし)

撚り数が多い撚糸(ねんし)をいう。撚り数が多いほど縮む性質があらわれるので、縮緬、御召、縮み、クレープなど、表面にしぼのある織物の織り糸は強撚糸である。縮緬糸はセリシンが付着している生糸(きいと)を用い、御召糸は生糸を精 … “強撚糸(きょうねんし)”の続きを読む