帯揚げ(おびあげ)
近世以来、装飾化し、幅が広く丈が長くなった女性の帯を、その重さを加減しながら形よく結ぶために用いる帯枕を覆うもの。生地は、柔らかくてかさばらずよく締まるものがよく、薄手の綸子縮緬(りんずちりめん)、絞り縮緬などが多く使わ … “帯揚げ(おびあげ)”の続きを読む
近世以来、装飾化し、幅が広く丈が長くなった女性の帯を、その重さを加減しながら形よく結ぶために用いる帯枕を覆うもの。生地は、柔らかくてかさばらずよく締まるものがよく、薄手の綸子縮緬(りんずちりめん)、絞り縮緬などが多く使わ … “帯揚げ(おびあげ)”の続きを読む
懐妊祝いの一つ。妊娠五カ月あるいは七カ月に腹帯をかける風習。 ■関連項目
女性が帯を締めるとき、胸下の帯の前部分に入れて、帯にしわのよらないようにする板物で、ボール紙に裂(きれ)をはったもの、セルロイド、樹脂でつくられた角丸のものをいう。 ■関連項目
女性の着装の一種。長着のお端折をせずに裾をひく着方で、近代用語である。転じて、だらしない女性のこともいう。 ■関連項目
もとは帯留めともいい、女性が帯を結ぶときに形を整えて最後の仕上げに締めるひものこと現在では、そのひもをつけて締める留め具を帯留めといい、区別している。 ■関連項目
帯の芯にしてあるもの。帯がひも的なものから幅の広い装飾的なものになると、帯に張りをもたせるために帯側の中に和紙や真綿を入れた。これが帯芯で明治以降は三河木綿、天竺(てんじく)木綿のかたいものを入れるようになった。近年は合 … “帯芯(おびしん)”の続きを読む
長着に帯を締めた姿のことをいう。羽織姿に対する語 女性の羽織姿に対する語 女性の羽織はちりよけともよばれ、正装には用いない。 ■関連項目
女児が七歳になったとき、従来の四つ身でなく付け紐(ひも)をとった本裁ちの長着を着、初めて帯を締めて祝う儀式。帯祝い、ひも落しともいう。 ■関連項目
本来、女性が帯を結ぶときに形を整えて最後の仕上げに締めるひものことで、帯締めと同じものであるが、現在ではそのひもにつけた細工物をさし、帯締めと区別している。彫金、鋳金、陶器、珊瑚(さんご)、木彫り、宝石などで装飾して平打 … “帯留め(おびどめ)”の続きを読む
女性の帯の結び目が下がったり、くずれたりしないようにするためのもので大小いろいろある。しょいあげ(背負揚げ)ともいう。一般に帯揚げで包んで用いる。 ■関連項目