押し絵(おしえ)

わが国の伝統的な烈(きれ)細工の一種で、花鳥、人物等の部分を厚紙でつくり、一片ごとに布で包んで組合せ、台紙にはりつけて模様を作り出すもの。押すとは、貼り付けるの意味である。 ■関連項目

お太鼓結び(おたいこむすび)

女帯の結び方の一種。江戸末期の文化14年(1817年)に江戸亀戸天神の太鼓橋再建にちなんで、それまでの路考結びを称するようになった。この結び目が引き解けぬように帯結めが用いられているのが特色。この結び方ができるまで帯は締 … “お太鼓結び(おたいこむすび)”の続きを読む

御端折(おはしょり)

女子のきものの着装法の一種、またはその部分。きものの丈を腰の位置で着丈までたくし上げ、腰ひもで縛って着ること、またはそのたくし上げをいう。近世初期の小袖は対丈(ついたけ)であったが、1626(寛永三)年から1664(寛文 … “御端折(おはしょり)”の続きを読む