七宝繋文(しっぽうつなぎもん)

一個の輪に四個の輪を四すみに重ねた文様で、輪違い文ともいう。またこれを四方襷(たすき)とよんだり、十方(なまって七宝という)とした。数多くつないだものを七宝つなぎという。
ちなみに七宝とは・・・七宝(しちほう、しっぽう)。七種の宝のこと。七種(ななくさ)の宝、七珍ともいう。
無量寿経の「金、銀、瑠璃(るり)、玻璃(はり)、硨磲(しゃこ)、珊瑚(さんご)、瑪瑙(めのう)」の7種のこと。

七宝繋文(しっぽうつなぎもん)