束髪(そくはつ)

髪を束ねて結うこと、また束ねた髪の総称。垂髪(すいはつ)から結髪(けっぱつ)に至る過程の髪型。中世の女性では、垂髪を簡便化させたもので、労働、雑事にあたる者が行ない、近世初期、表着として整えられた模様小袖姿では、もとどりを高くした斬新なものとなった。

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