結城紬(ゆうきつむぎ)

絹織物の一種。茨城県結城市周辺で織り出される紬。常陸紬と呼ばれていたが、慶長7年(1602)、城主結城氏の名にちなみ、結城紬とよばれるようになった。経・緯糸とも真綿から手紡ぎした紬糸で、細かい絣柄を組み合わせながら手織機の居坐機(いざりばた)で織る。高級品。

結城紬(ゆうきつむぎ)

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