腰板(こしいた)

袴(はかま)の後ろ腰に当たる台形の部分をいう。腰板の芯は始めは薄板を使い、これを共裂で包んだので腰板の名がある。今日では、板目紙(半紙または美濃紙を張り合わせた厚い紙)を多く用いている。