鱗模様(うろこもよう)

文様の名称。三角形が交互に入れ替わって、互いに地と模様の部分を構成する、幾何的な模様である。重ね方で三つ鱗、五つ鱗などとよばれ、織物や染物の文様として古くから用いられてきた。厄年の女性が厄よけとして、鱗模様を身につける風習があった。能装束では摺箔で鱗文を表し(鱗箔)、女の執念を表す模様として、蛇身や鬼女の役柄が用いる。また、厚板にも使われ、鬼畜や悪霊に用いる。

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