真綿紬(まわたつむぎ)
真綿は絹の一種で、蚕の繭を煮た物を引き伸ばして綿にした物である。室町時代に木綿の生産が始まる以前は、綿という言葉はこの真綿を指した。真綿紬の代表といえば結城紬。一反の反物には蚕の繭が4,000~5,000個も使われ、糸に … “真綿紬(まわたつむぎ)”の続きを読む
真綿は絹の一種で、蚕の繭を煮た物を引き伸ばして綿にした物である。室町時代に木綿の生産が始まる以前は、綿という言葉はこの真綿を指した。真綿紬の代表といえば結城紬。一反の反物には蚕の繭が4,000~5,000個も使われ、糸に … “真綿紬(まわたつむぎ)”の続きを読む
縞柄の一種。大きさによる称。千筋よりもさらに細かく、縞糸と地糸それぞれ二本おきのもの。 ■関連項目
繭の繊維でつくったわたのこと。光沢があり、強くて軽く保湿力が大きいなどの性状を有し、被服、寝具の中入れわたやキルティングとして用いられた。また、紬糸、絹縫い糸の原料とされる。 ■関連項目
装束を構成する表着(うわぎ)のことをいい、うえのきぬともいう。 ■関連項目
仏教教団の僧尼が規定によって着用する衣服で、僧服、法服、衣ともいう ■関連項目
和服長着の衿の一つ。男物長着。浴衣などの衿は棒衿。 ■関連項目
女性の髪飾りの一種。奈良時代、律令制により、五位以上の内親王の礼服着用の際に用いるもの。 ■関連項目
捺染法の一つ。糸、布に、防染糊を印捺したのち地染めをして模様をあらわす方法。 ■関連項目
大正末期からつくられた、社交着として絵羽模様に染めたきもの。主に胸、肩、袖、裾などに自由に模様をつけ、一つ紋をつけたものは準礼装として着ることができる。生地には一越縮緬、紋意匠縮緬、夏には絽などが用いられ、最近は紬地の訪 … “訪問着(ほうもんぎ)”の続きを読む
経て(たて)糸を整経したのち、あらく緯糸(よこいと)で仮り織して、これに文様を捺染してから仮り織りの緯糸をとり除き、本織りをした一種の絣織物。 ■関連項目