薩摩上布(さつまじょうふ)

宮古上布のことである。宮古上布と産地名でよばれるようになったのは第二次大戦後になってからである。それまでは藩政時代、琉球は薩摩の支配下にあり、琉球の織物は薩摩を経由したので、その名称がそのまま戦前まで続いていたのであった。

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