桃割れ(ももわれ)
女性の髪の結い方の一つ。髷(まげ)の形が桃の実を二つ割りにしたものに似ていることからの名称。明治初期から中期にかけて、十六、十七歳の少女に流行した。 ■関連項目
女性の髪の結い方の一つ。髷(まげ)の形が桃の実を二つ割りにしたものに似ていることからの名称。明治初期から中期にかけて、十六、十七歳の少女に流行した。 ■関連項目
緯(よこ)糸に多色を用いて、繻子(しゅす)織りの地に複雑な浮き模様を織り出す繻珍(しゅちん)の一種だが、その模様の部分の浮き糸を、別に插入した経(たて)糸で平織り状にからめて押さえるのが特徴である。外観は緞子(どんす)に … “モール織り(もーるおり)”の続きを読む
染色上の語。紋付の紋を描くために、丸く染め抜いた白場の糊の残りや汚れを洗い除くこと。 ■関連項目
紋の位置のこと。背、前(抱)、袖など、それぞれ衿付、肩山、袖山から紋までの長さをいう。 ■関連項目
集団を示す標(しるし)。他と区別するために用いられる図像標識で、代々継承されるものをいう。 ■関連項目
紋織物の模様の長さをいう。現在、紋織物はおもにジャガード・マシンで織られている。 ■関連項目
紋をつけた、礼装用として用いられるきものや羽織のこと。 ■関連項目
男性の第一礼装。女性の場合と異なり、祝儀・不祝儀を問わず同じ装いとなる。江戸時代の武家社会で略礼装として用いられ、中期には庶民の最礼装として着用されるようになり、明治時代に太政官令で礼装を定めた際に 「五つ紋の黒紋付羽織 … “紋付羽織袴(もんつきはおりはかま)”の続きを読む
大名の氏名、家紋、所領などを一覧式にした家系図や諸家譜をいう。 ■関連項目
紋章の定紋の別称。江戸時代の武家礼装である裃(かみしも)に、三所(みところ)、五所(いつところ)と位置を定めて家紋を据えたことによる呼称。 ■関連項目