カテゴリー: きもの用語辞典

前身頃の略。後ろ身頃に対して身体の前面を覆う身頃をいう。前身頃には右前身頃と左前身頃がある。 ■関連項目

男女の紙を頂に束ね、髻を結ったものを折り返して曲げた部分。 ■関連項目

衣服を作るとき、布幅の不足する部分を補う布のこと。和装では羽織や被布などの脇に入れる布のことを指す。袴や袋物などにも多く用いられる。 ■関連項目

裁縫用具の一種で主要なもの。長い距離を縫ったり、くけたりするときに、その途中の布を固定させ、縫い針の運びを能率よくするために、留めておくのに用いる針である。用布の中に入れ込まないように針の頭にプラスチック製の花形や玉がつ … “待ち針（まちばり）”の続きを読む

松の葉を文様化したもの。松葉散らし、落ち松葉、敷き松葉などがあるが、松葉小紋は、江戸時代、徳川綱吉の留柄として一般の使用は許されなかった。有職（ゆうそく）織物にも松葉襷（だすき）などがある。 ■関連項目

日本刺繍の刺し方の一種。纏（まと）いぬいともいう。アウトライン・ステッチとサテン・ステッチの中間的方法で、多様な太さの線を表現する。 ■関連項目

被服を洗うとき、その縫製を解かずに、そのまま洗うこと。解き洗いに対する語。 ■関連項目

女帯の一種。一枚の広幅の帯地を二つ折りにして、一端を絎ケ合せた帯。丸帯は、重くて締めにくい為、昨今、花嫁衣装などの礼装用の限定され、軽い袋帯が代用されている。 ■関連項目

綿などを芯に入れて、丸く棒状に仕上がるようにくけること。また、そのひもや帯、帯締めのこと。 ■関連項目

きものの袖形の一つ。袂が丸くなっている袖。 ■関連項目