金襴(きんらん)

紙に漆で金箔(きんぱく)を接着し、それを細く裁断した平金糸、および絹糸を芯にして金箔を巻きつけた撚(よ)り金糸を糸同様に扱って織った織物の総称。唐末および宋初代に始まったと推測されるが、宋・元の時代に盛行した中国固有の織 … “金襴(きんらん)”の続きを読む

返し衿(かえしえり)

明治期までは、女性の晴れ着用長襦袢(じゅばん)の半衿に赤い裏をつける習慣があった。黒小袖の下にこれを着て、いったん衿もとを合わせたのち、下前だけを外に折り返して、裏の赤い色をのぞかせる着方を返し衿といった。今日では芸者の … “返し衿(かえしえり)”の続きを読む