絵絣(えがすり)
絣の一種。絣糸で絵模様を織り出したもの。基本的に題材を具象的に表したものをいう。絵絣の模様というと大きなものが多い。昔は木綿が多く、主に寝具や女性の家庭着やふだん着として用いられたが、現在は趣味性の高い着尺として紬にもあ … “絵絣(えがすり)”の続きを読む
絣の一種。絣糸で絵模様を織り出したもの。基本的に題材を具象的に表したものをいう。絵絣の模様というと大きなものが多い。昔は木綿が多く、主に寝具や女性の家庭着やふだん着として用いられたが、現在は趣味性の高い着尺として紬にもあ … “絵絣(えがすり)”の続きを読む
藍型(あいがた)の沖縄での発音。他の色彩を用いず藍一色で染める沖縄の型染。藍型に対して華やかな色彩染のものを紅型(びんがた)という。 ■関連項目
大嘗祭、新嘗祭等の儀式に奉仕する下級女官が着用する上着のこと。 ■関連項目
昔は越後(新潟県)の小千谷(おぢや)市、十日町市、塩沢町を中心に産する麻織物の一つであった。現在は六日町付近でわずかにつくられている。上布とは中布、並布に対する語で上等の麻織物という意であり、細い麻糸で平織りにしたもの。 … “越後上布(えちごじょうふ)”の続きを読む
江戸時代、武家の裃(かみしも)の小紋や、その技術を受けて民間の小袖、羽織となった単色型染め小紋をいう。1955年、文化財保護委員会が、とくに江戸小紋と名づけて、その染めの技術者、小宮康助(1882~1961)を重要無形文 … “江戸小紋(えどこもん)”の続きを読む
きものの模様付けの一種で紋付裾模様のこと。現在は、留袖の同意語として使われている。 ■関連項目
縫い目で模様が切れたり、食い違いを生じないよう、きもの、羽織などにあらかじめ仮仕立てをし、下絵をつけてから、縫い目を解き、筒描き、型染め、絞りなどで染めること、また染めたもの。 ■関連項目
模様がきもの全体に絵画的に展開されたもの。白生地のまま裁断して仮縫いしたものに、絵画のように模様を描く。 ■関連項目
装束着用の際のかぶり物。烏(くろ)色帽子の意味である。 ■関連項目
元来は、きものの着付けのことである。平安時代末期、公家の装束が軟(なえ)装束から強(こわ)装束に代わり、布地のかたいこわばったものを、上手に着つける手段が考案されて衣紋道が発達した。それと同様に江戸時代になって小袖を三つ … “衣紋(えもん)”の続きを読む