生糸(きいと)
蚕のつくった繭から採った繊維で、未精錬の絹糸のこと。 ■関連項目
蚕のつくった繭から採った繊維で、未精錬の絹糸のこと。 ■関連項目
生糸を精練せずに生のまま織った絹織物。練り織物対語。 ■関連項目
植物文様の一種。その清楚さと優美さから、古来、広く好まれた文様である。単純明晰で、初秋を思わせるこの文様は、江戸時代中期から、現代にいたるまで、浴衣には必ず登場する文様となった。 ■関連項目
生糸で織った紗。紗は捩り織りの一種で、経糸2本で緯糸をからめた組織。生紗はかたくさらさらした感触で、張りがある。 ■関連項目
紗織りに類似の外観をあらわした織物。 ■関連項目
きものを仕立てるための一枚分の布地。普通、幅37センチ・長さ12.5メートルを一反として織り上げたもの。 ■関連項目
きものの後ろ中央にある衿つけ位置より裾なでの丈をさす。 ■関連項目
絣柄の一つ。亀の甲羅(こうら)と似ているのでこの名がある。幾何学文様としては最も古く中国では漢代(BC202~AD220)にこの図があるという。わが国では正倉院や有職(ゆうそく)文の錦(にしき)にこの文様がある。この亀甲 … “亀甲絣(きっこうがすり)”の続きを読む
六角形を亀の甲羅に見立てた文様。単独で散らし文様風にあらわすが、多くは連続させて割付文様とし、亀甲繋(つな)ぎ文とする。内部に花菱(はなびし)などをおさめるのがつねで、入子菱状に二重、三重亀甲とするものが多い。『東大寺献 … “亀甲文(きっこうもん)”の続きを読む
めでたい慶賀の意味をもつ文様。中国では馬王堆(まおうたい)漢墓出土の染織品に長寿繍(ちょうじゅしゅう)がみられ、同墓棺(ばかん)の表面に竜、虎、朱雀(しゅじゃく)、鹿、仙人など祥瑞(しょうずい)の文様があらわされた。わが … “吉祥文(きっしょうもん)”の続きを読む