括り染め(くくりぞめ)
絞り染めの技法の一つ。生地の一部分をつまみ上げ、根元の部分に糸を巻き締めて防染するものをいう。 ■関連項目
絞り染めの技法の一つ。生地の一部分をつまみ上げ、根元の部分に糸を巻き締めて防染するものをいう。 ■関連項目
縫仕立てに対する絎仕立てで、綿入れや帯の仕立てのときにくけて仕上げる方法である。 ■関連項目
髪を梳るための道具。また髪飾りとしても用いられた。 原始社会では、指を使って髪をそろえることから、一本の串または串状のものを編んで道具としたのが始まり。 ■関連項目
和服裁縫の最も基本的な縫合せの技術のことで、並縫いともいう。左手で布を固定し、右の親指と人差し指を交互に動かしながら針を縫い進める技法である。親指と人差し指を動かさず、布を細かく縫うことをぐし縫いということもある。たとえ … “ぐし縫い(ぐしぬい)”の続きを読む
和裁用物差し。昭和34年、メートル法の改正により一時その生産と販売が中止された。のち和服裁縫にとって鯨尺の必要性が再確認され、昭和53年より法的規制がとかれて再び生産と販売が回復した。1690(元禄3)年刊の『裁物秘伝抄 … “鯨尺(くじらじゃく)”の続きを読む
模様配置の一種。袖、背にかけて大きく模様をおいたもの。 ■関連項目
絵画的様式を誇張して顔面に表現する特殊な化粧法。おもに歌舞伎の舞台化粧の一種として使われる。 ■関連項目
組ひもは。組み、打つことの斜面交差する方法を繰り返すことによって作り上げられる紐である。組みひもは中国文化の伝播によってもたらされ、平安時代から室町時代にかけて調度品、絵巻物、楽器、武具、服飾品など広範囲に利用された。 … “組ひも(くみひも)”の続きを読む
沖縄県久米島で織られる紬織物。縞、格子、絣(かすり)などの柄を織り出した着尺地。 ■関連項目
裁縫用語。きものの衿を抜いて着るためには、衿肩あきを肩山から後ろ身頃側へ、ずらせることが必要である。この際の、肩山と衿肩あきの位置との差、または、その部分を指す名称である。この寸法は人によって異なるが、肩の厚い人、首が短 … “繰越(くりこし)”の続きを読む