熨斗目(のしめ)

練緯(ねりぬき)の一種。経生糸(たてきいと)、緯(ぬき)半練り糸による平織りによる織物。これで仕立てた小袖を熨斗目ともいう。男子礼服の小袖や能・狂言衣装に用いる。 ■関連項目

糊染め(のりぞめ)

糊を仲立ちして行なう染色。糊場(糊をつけたところ)を白くだす目的の糊を防染糊といい、糊場を染める目的の糊を色糊という。防染糊には水に容易に溶ける糯(もち)米糊(略して米糊)と、小麦粉、蕎麦(そば)粉、大豆粉、豆腐などに石 … “糊染め(のりぞめ)”の続きを読む

糊流し(のりながし)

直接捺染(なっせん)の一種。糯(もち)米、小麦粉、生麩(しょうふ)その他の澱粉(でんぷん)を糊につくって木箱に流し、染料を滴下して、竹の棒で縦、横あるいは渦状にかき混ぜると、染料は糊に混じって濃淡のある流線を描く。その上 … “糊流し(のりながし)”の続きを読む