子守り半纏(こもりばんてん)
幼児を背負った時、その上から着る半纏をいう。おぶった子供の庇護と、防寒を兼ねたもので、綿を厚めに入れる。
幼児を背負った時、その上から着る半纏をいう。おぶった子供の庇護と、防寒を兼ねたもので、綿を厚めに入れる。
袴(はかま)の後ろ腰に当たる台形の部分をいう。腰板の芯は始めは薄板を使い、これを共裂で包んだので腰板の名がある。今日では、板目紙(半紙または美濃紙を張り合わせた厚い紙)を多く用いている。
元々は、小さい紋様を布地いっぱいに型染したもの。ただし現在では、文様の大小にかかわらず、型染の着尺地の総称として使われることが多い。
きものを着るとき形を備え着くずれしないように、あるいは、御端折りをつくるために結ぶ、幅のせまい紐のこと。
季節に応じて衣服を替えること。江戸時代では冬に綿入れ、春秋に袷(あわせ)、夏に単衣(ひとえぎぬ)、盛夏に帷子(かたびら)というように四季の変化に準じて日を定め、いっせいに着替えた。寒暑の差の大きい日本では近年まで重要な衣 … “衣更え(ころもがえ)”の続きを読む
小袖の染め模様の一種。公家生活の周辺にあるものを題材としたもの。小袖や打掛に、友禅に?(ぬ)いを加えて描かれた、御殿、館、欄干(らんかん)、御所車、几帳(きちょう)、冠、檜扇(ひおうぎ)などに四季の花卉(かき)や枝、山水 … “御所解文様(ごしょどきもんよう)”の続きを読む
江戸時代の始め頃、オランダから輸入されたラクダ毛、山羊毛、羊毛等の梳毛織物をさす。
生の大豆を見ずに浸してふやかしてからすりつぶし、布に包んで絞り出した乳状の液のこと。 染液のにじみ止めや染料の染付きをよくするため、友禅の色差しや引染めに用いられる。
装束構成法の一種。糸に撚りをきかせ、かたく織った裂を糊で強く張って、全体に張りのある直線的な姿態を構成する装束。
日本の伝統的な衣装で、平安時代の中頃に誕生したとされる、現在のきものの元になった衣服。