紗綾形(さやがた)
多く織物の、紗綾や、綸子(りんず)に織り出される文様で、本来、雷文(らいもん)つなぎとか、卍(まんじ)崩しとよぶもの。近世初頭、中国より舶載以来、紗綾の文様として一般になじんだため、この名がある。 ■関連項目
多く織物の、紗綾や、綸子(りんず)に織り出される文様で、本来、雷文(らいもん)つなぎとか、卍(まんじ)崩しとよぶもの。近世初頭、中国より舶載以来、紗綾の文様として一般になじんだため、この名がある。 ■関連項目
南蛮から渡来した模様染めの綿布で、草花模様や幾何学模様を、総柄で捺染したものの総称。 ■関連項目
綿、麻の糸や織物を純白にする工程、およびその製品をいう。 ■関連項目
縞柄の一種。形状による呼称。崩し縞ともいう。算木(計算用具で、四角い棒状のもの)を組み合わせたように、筋を縦緯(たてよこ)に石畳状にしたもの。筋の数により、二崩し、三崩し、四崩しという。 ■関連項目
幅が三分(約九ミリ)の平組の紐で、帯留を使う時に帯留の裏に通し、帯留として用いる。結び目や紐の端は、結んでから後ろに回してお太鼓などの帯結びの中に処理し、見えないようにする。帯留の紐は、戦前には細い二分紐もあり、現在では … “三分紐(さんぶひも)”の続きを読む