鱗模様(うろこもよう)

文様の名称。三角形が交互に入れ替わって、互いに地と模様の部分を構成する、幾何的な模様である。重ね方で三つ鱗、五つ鱗などとよばれ、織物や染物の文様として古くから用いられてきた。厄年の女性が厄よけとして、鱗模様を身につける風 … “鱗模様(うろこもよう)”の続きを読む

粋(いき)

容姿や身なりが洗練されて、しゃれた色気をもっていることを意味し、江戸時代末期に発展した一種の美的観念をいう。また遊里に明るく、その遊びにも詳しく、万事にさばけていること(通)をも意味する。 ■関連項目

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居坐機(いざりばた)

地機、神代(じんだい)機、坐機、下(しも)機などともいわれ、日本や朝鮮で古くから使われてきた手織り機の一種。五世紀ごろ、中国から機織り技術が伝わり、弥生時代の原始機が、この機に転換した。越後縮(ちぢみ)や結城紬(ゆうきつ … “居坐機(いざりばた)”の続きを読む