芭蕉布(ばしょうふ)
糸芭蕉の繊維で織った布。沖縄本島喜如嘉を主に、竹富島に産し、夏の着尺地、座布団地、蚊帳(かや)地などに用いられる。茎から皮を取り、それを木炭(あく)を煮つめた液につけて、また煮出し、皮の不純物を除去する。水洗い後、竹製の … “芭蕉布(ばしょうふ)”の続きを読む
糸芭蕉の繊維で織った布。沖縄本島喜如嘉を主に、竹富島に産し、夏の着尺地、座布団地、蚊帳(かや)地などに用いられる。茎から皮を取り、それを木炭(あく)を煮つめた液につけて、また煮出し、皮の不純物を除去する。水洗い後、竹製の … “芭蕉布(ばしょうふ)”の続きを読む
長襦袢の下に着用し、肌の汚れや汗を取るための和装用下着。 ■関連項目
織機にかけた布地の最後の個所をいい、「はたすね」ともいう。 ■関連項目
女物長着や襦袢の衿の一種。衿幅が衿肩の部分から衿先まで広がるもの。衿肩回りは衿幅5.7センチ(1寸5分)、剣先の位置で6.5センチ(1寸7分)、衿付止りで7.5センチ(2寸)と衿幅が斜めに広がる。三味線の撥(ばち)になぞ … “ばち衿(ばちえり)”の続きを読む
足袋、靴下などの足を覆う衣類をいう。 ■関連項目
女物の袷長着や綿入れなどの、裾や袖口の裏につける布地のこと。裾回しともいう。もとは上方語で、八掛の八は、衽、前身頃、後ろ身頃、衿先に左右二枚ずつ合計八枚に裁ったところからつけられた名称である。後に袖口にも同じ布を用いるよ … “八掛(はっかけ)”の続きを読む
幅八寸(約30センチ)に製織し、縫製しないで結びの部分のみ折り返してかがった、厚地織の帯。 ■関連項目
日本の伝統衣装で、祭などの際に着用し、また、職人などが着用する印半纏のこと。元々、武士が家紋を大きく染め抜いた法被を着用したのに始まり、それを職人や町火消なども着用するようになった。 ■関連項目
下駄や草履などの履物にすげた緒、あるいはつま先の指にかかる部分をいう。 ■関連項目
女性や子供が花見の際に頭の髪にさす造花でつくった紙製の簪をいう。 ■関連項目