芭蕉布(ばしょうふ)

糸芭蕉の繊維で織った布。沖縄本島喜如嘉を主に、竹富島に産し、夏の着尺地、座布団地、蚊帳(かや)地などに用いられる。茎から皮を取り、それを木炭(あく)を煮つめた液につけて、また煮出し、皮の不純物を除去する。水洗い後、竹製の … “芭蕉布(ばしょうふ)”の続きを読む

八掛(はっかけ)

女物の袷長着や綿入れなどの、裾や袖口の裏につける布地のこと。裾回しともいう。もとは上方語で、八掛の八は、衽、前身頃、後ろ身頃、衿先に左右二枚ずつ合計八枚に裁ったところからつけられた名称である。後に袖口にも同じ布を用いるよ … “八掛(はっかけ)”の続きを読む

法被(はっぴ)

日本の伝統衣装で、祭などの際に着用し、また、職人などが着用する印半纏のこと。元々、武士が家紋を大きく染め抜いた法被を着用したのに始まり、それを職人や町火消なども着用するようになった。 ■関連項目